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接着芯 貼り方完全ガイド!アイロンを使った基本から見返しへの応用まで詳しく解説

あらゆる手芸や洋裁で欠かせない「接着芯」の貼り方について、詳しく解説します。
アイロンを使った基本的な貼り方から、見返し部分への応用テクニックまで網羅的に紹介。
さらに、接着芯を貼る際の失敗を防ぐコツや、仕上がりを左右するアイロンの温度設定のポイントもお伝えします。
この記事を読むだけで、接着芯貼りの苦手意識がなくなり、プロのような仕上がりを目指せますよ!
ぜひ最後までチェックしてくださいね。
【動画】見返し接着芯の貼り方
現在、「初めての裁縫道具TV」を運営していますが、旧チャンネル名:ひよっこ洋裁です。
動画を作りましたので、ぜひ参考にしてください。
\クリックして動画を見る/

接着芯 貼り方の基本とコツ
接着芯の貼り方の基本とコツについて解説します。
① アイロンを使った接着芯の貼り方
接着芯を貼る際に欠かせないのがアイロンです。
手順を詳しく見ていきましょう。
- 生地と接着芯の準備
貼りたい生地と接着芯を用意します。接着芯のザラザラした面が接着剤で、これを生地の裏側に貼るようにセットします。 - アイロンの温度設定
アイロンを中温(140~160℃)に設定してください。接着芯の種類によって適温が異なるので、事前に確認しましょう。 - プレスする手順
接着芯と生地を重ねたら、その上に当て布を置きます。直接アイロンを当てると接着剤がアイロンに付着することがありますので注意してください。 - 時間をかけてしっかりプレス
1か所につき約10~15秒間、アイロンを押し付けます。動かさずにじっくり熱を加えるのがポイントです。 - 冷やして定着
接着芯がしっかり貼り付いたら、冷えるまで動かさないようにしましょう。これでしっかりと定着します。
接着芯を貼る際には焦らず一つ一つのステップを丁寧に行うことが成功の鍵です。
② 見返し部分への接着芯 貼り方のポイント
洋服の見返し部分など、形が複雑な箇所への接着芯の貼り方についても触れておきます。
見返し部分は見た目の美しさを左右する大事なパーツなので、丁寧に作業しましょう。
見返しの接着芯の貼り方手順
では「接着芯の貼り方」の手順です。
まず最初に型紙より大きめに布をカットします。
次にいったん布を広げて、接着芯を同じ大きさにカットします。
それでは、この順番にやっていきましょう。
布を「わ」にし、型紙より大きめに布をカットする
いったん布を広げて、接着芯を同じ大きさにカットする
接着する
「わ」に戻す
重りを置く
型紙どおりカットする
接着芯を貼る際の失敗を防ぐための工夫
接着芯を貼る際によくある失敗を防ぐための工夫をご紹介します。
① よくある失敗とその対策
接着芯を貼るとき、初心者が陥りがちな失敗例と、その対策を見ていきましょう。
- 接着芯が剥がれてしまう
アイロンの温度が適切でない場合や、プレス時間が短いと接着芯が剥がれやすくなります。説明書をしっかり読み、アイロンの温度とプレス時間を守りましょう。 - シワができる
生地や接着芯にシワができると、仕上がりに影響します。接着芯を貼る前に生地のシワをしっかり伸ばし、滑らかな面に貼り付けることが重要です。 - 接着芯がずれる
接着芯を貼る際にズレてしまうことがあります。これを防ぐために、アイロンを動かさず、一定の箇所にしっかり押し付けてください。 - 接着剤がアイロンに付着
接着芯のザラザラ面が上を向いた状態でアイロンをかけてしまうと、接着剤がアイロンに付着します。当て布を必ず使い、作業しましょう。 - 接着芯が厚すぎる
選んだ接着芯の厚みが生地に合わないと、仕上がりが不自然になることがあります。事前にテストして最適な厚みを確認しましょう。
これらの失敗例を避けることで、接着芯をしっかりと貼ることができますよ。
② 適切な接着芯選びと注意点
接着芯を正しく貼るには、適切な接着芯を選ぶことも重要です。
- 生地の厚さに合わせた接着芯選び
薄い生地には薄手の接着芯、厚い生地には厚手の接着芯を選ぶのが基本です。 - 用途に合った種類を選ぶ
接着芯には布タイプや不織布タイプなどがあります。用途に応じて選びましょう。たとえば、柔らかな仕上がりを求める場合は布タイプが適しています。 - カットの精度を高める
カットが雑だと、貼り付けがうまくいきません。型紙を利用し、正確にカットしましょう。 - 適切な保存方法
接着芯は湿気に弱いので、乾燥した場所で保管することが大切です。 - 製品情報をよく読む
各接着芯の説明書には、最適な貼り方が記載されています。作業前に必ず確認しましょう。
接着芯をうまく活用するには、選び方からこだわることが大事です。
接着芯 貼り方で知っておきたい豆知識
接着芯をさらに活用するために知っておきたい豆知識をお伝えします。
① 接着芯の種類ごとの特徴
接着芯にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
- 布タイプ接着芯
柔らかく自然な仕上がりを求めるときに最適です。洋服の裏地や柔軟性が求められる箇所に使われます。 - 不織布タイプ接着芯
型崩れを防ぎたいときに適しています。バッグや帽子など、しっかりとした形状を保ちたいアイテムに活用します。 - アイロン接着芯
手軽に使えるため、初心者にもおすすめです。熱と圧力で簡単に接着できるので便利です。 - 縫い付けタイプ接着芯
特別な加工が必要な場合に使用されます。接着剤を使わないため、生地を痛めずに補強できます。 - 両面接着芯
生地同士を貼り合わせたい場合に活用します。ポケットの装飾や補強に便利です。
用途に応じて種類を選ぶことで、仕上がりが格段に良くなりますよ。

② 仕上がりを左右するアイロン温度の設定
接着芯をきれいに貼るには、アイロンの温度設定が重要です。
- 低温接着芯の場合
ナイロンやポリエステルなど、熱に弱い素材には低温対応の接着芯を使います。アイロンの温度は100~120℃が目安です。 - 中温接着芯の場合
一般的な生地には中温(140~160℃)が適しています。説明書の指示に従い、適温を設定してください。 - 高温接着芯の場合
厚手の生地やキャンバス地には高温(180℃以上)が必要です。しっかりと圧をかけながら作業します。 - テストプレスを行う
生地の端で事前にテストして、適温を確認しましょう。焦げやシワのリスクを回避できます。 - スチーム機能をオフにする
接着芯を貼る際には、アイロンのスチーム機能をオフにして乾燥した熱を使うことが基本です。
正しい温度設定を守ることで、接着芯がしっかりと貼り付き、仕上がりが美しくなります。


まとめ
接着芯 貼り方の基本とコツ、失敗を防ぐための工夫、さらには豆知識について詳しく解説しました。
アイロンを使った接着芯の貼り方では、適切な温度設定と丁寧なプレスが重要です。
見返し部分への接着芯の貼り方では、曲線への対応や細かいプレスがポイントとなります。
また、接着芯の種類やアイロン温度の設定についての知識を深めることで、作業の完成度が向上します。
これらの方法や知識を活用すれば、手芸や洋裁のクオリティが格段にアップすること間違いありません。
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