ミシン初心者がミシンを選ぶ時にチェックする7つのポイントとは?

ミシン初心者がミシンを選ぶ時にチェックする7つのポイントとは?
この記事はだいたい 10 分前後で読めます。

ミシン初心者がミシンを選ぶ方法について、ひよこさんは実際にどうやって選びましたか?とよく聞かれることがあります。

たしかに、ただお店に並んでいるミシンを比較するよりも、実際に私がどうやって選んだのかをそのまま解説したほうがわかりやすいですよね。

ひよこ

ひよこ

初心者向けの家庭用ミシンを選ぶ際に、以下の7つのポイントを重視することをおすすめします。

ミシン初心者のミシン選びの7つのポイント

①何を作るのか?

何を作るのか
洋服の縫製、クッションカバーの作成、バッグの製作など、どのような作業を行うかを明確にすることが大切です。用途に合ったミシンを選びましょう。

②ステッチの種類

ステッチの種類
直線ステッチ、ジグザグステッチ、装飾的なステッチなど、必要なステッチの種類を確認しましょう。特定のプロジェクトに適したステッチがあるかもしれません。

③耐久性

耐久性と品質
初心者向けのミシンでも、耐久性のあるものを選びたいですね。信頼性のあるブランドやモデルを検討しましょう。耐久性が高いミシンは、長期的な投資となります。

④糸の調整

糸調整とテンション
糸の調整が簡単で、テンションを適切に調整できるミシンを選びましょう。糸の引っかかりや糸切れを最小限に抑えることが重要です。

⑤予算

価格と予算
初心者向けのミシンは、手頃な価格で入手できるものもあります。予算に合ったミシンを選びましょう。高価なミシンは高機能である一方、初心者向けのミシンも十分に使いやすいです。

⑥付属品

付属品とアクセサリー
ミシンにはさまざまなアクセサリーが付属しています。針、ボビン、フットペダルなどが必要です。これらのアクセサリーが充実しているか確認しましょう。

⑦口こみ

レビューと評価:
同じモデルのミシンを使ったユーザーのレビューや評価を参考にすると良いです。実際の使用感やトラブルの有無を知ることができます。

初心者の方には、使いやすくて信頼性のあるミシンを選ぶことをおすすめします。

そこで今回は私が、家庭用ミシンの機能で特に必要だと思う機能を4つ紹介していきたいと思います。

この4つの機能がついているだけで、格段に服作りが楽しくなると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

ミシン初心者に必要な4つの必須機能

ひよこ

ひよこ

家庭用ミシンを選ぶ際に、私が必要だと思う機能は、この4つです。

①フットコントローラー

フットコントローラーは、ミシンの操作を足で行うための便利なアクセサリーです。具体的には次のような特徴があります。

  1. スタート・ストップを足で切り替える:
    • フットコントローラーを使うと、ミシンのスタート(縫い始め)とストップ(縫い終わり)を足で踏むことで切り替えられます。これにより、両手が自由に使えるので、布をしっかり押さえながら縫うことができます。
  2. スピードの調整も足で行える:
    • フットコントローラーは、踏み込み加減で布を縫うスピードを調整できます。縫いたい部分に合わせて、速く縫うかゆっくり縫うかを足でコントロールできるのです。
  3. 初心者にも安心:
    • フットコントローラーがあれば、手でスタート・ストップのボタンを押す必要がありません。ミシンの操作に慣れていない初心者でも、両手を使いながら安定して縫うことができます。

ただし、注意点もあります。

低いテーブルでは使いにくい
フットコントローラーは、高いテーブルの上で操作することを前提としています。低いテーブルで使う場合は、ヒザで操作することもありますが、少し使いにくいかもしれません。
ケーブルが邪魔になることもある
ミシンとフットコントローラーをつなぐケーブルが煩わしく感じることがあります。

総括すると、フットコントローラーはミシンの操作を足で行う便利なアイテムであり、初心者にもおすすめです。

ミシンを選ぶ際には、フットコントローラーが付いているか、後から付けられるかを確認してみてくださいね!

②自動糸調子

ミシンは、布を縫うときに上糸と下糸の調子を整える必要があります。上糸と下糸の調子がちょうど良いと、綺麗な縫い目ができます。でも、初めてミシンを使う人にとっては、この調節が難しいこともあります。

そこで、自動糸調子機能が登場します!

これは、ミシンが自動で上糸と下糸の調子を整えてくれる便利な機能です。糸の張り具合を自動で調整してくれるんですよ。

例えば、糸が張りすぎると生地がつってしまったり、糸が緩すぎると縫い目が乱れたりします。自動糸調子は、このバランスを自動で取ってくれるので、初心者の方にはとても便利です。

自動糸調子付きのミシンは、糸調子ダイヤルに「自動」または「オート」の位置があるので、そこに合わせておけば、糸調子は自動で調整されます。ただし、生地や糸が変わると、完璧ではないこともあります。その場合は、ダイヤルを手動で調整することもできます。

まとめると、自動糸調子は初心者にとって頼りになる機能で、ミシンを使うのが簡単になりますよ。

③ワイドテーブル

これは、ミシンに取り付けることができるテーブルで、作業スペースを広くする役割があります。

④ボタンホール

ボタンホールは、洋服を作るときに必要な縫い模様のことです。例えば、ジャケットやシャツ、パンツ、スーツなど、洋服にボタンをつける場所に作ります。ボタンホールは、ボタンがスムーズに通るようにするために大切な部分です。

ミシンを使ってボタンホールを作ると、糸がきれいに縫われて、ボタンがしっかり留まることができます。

ミシンには、ボタンホールを自動で作ってくれる機能があります。これを使えば、初心者でも簡単にボタンホールを作ることができますよ。

ボタンホールを作る手順は次の通りです:

  1. マークを付ける: ボタンを付けたい位置に、十字の印を付けます。この印は、ボタンホールの端になる場所を示します。
  2. ボタンをボタンホール押さえにセットする: ボタンを専用のボタンホール押さえにセットします。ボタンの大きさによって、ボタンホールの大きさが変わります。
  3. ボタンホール押さえをミシンにセットする: ミシンにボタンホール押さえを取り付けます。レバーを下ろしておくのを忘れずに。
  4. 押さえを下ろす: 十字の印とボタンホール押さえの位置を確認し、押さえを下ろします。ボタンホールの縫い始めは、十字の交点からスタートします。
  5. スタートボタンを押す: ミシンのスタートボタンを押すと、自動でボタンホールが作られます。手は軽く布に添えておきましょう。
  6. 穴を開ける: ボタンホールの穴を開ける際は、ノミやリッパーを使います。縫い目を切らないように注意しましょう。

ボタンホールは、服作りの一部であり、洋服のデザインにも影響を与える大切な要素です。

ミシンを選ぶ時に自分に必要な機能がついているかどうかチェックしてみましょう。

ミシン豆知識

家庭用ミシンはどの種類も直線、ジグザグ縫い、まつり縫い、ボタンホールが出来ます。

電動で動くミシンの種類には、電動ミシン、電子ミシン、コンピューターミシンなどがあります。

ミシン初心者がミシンを買う時大切な事~まとめ

今回は、ミシン初心者さんがミシンを選ぶ(購入する)際に大切なことについて紹介しました。

記事のポイントをまとめます。

まとめ
  • 自動糸調子機能や、断ち目かがり(専用)機能があるか? 
  • 基本縫いは簡単にできるか?
  • ボタンホールが最初から最後まで行ってくれる自動タイプまたは、手動で行うタイプなのか?
  • 飾り縫い・文字縫いは必要なのか?
  • フリーモーションやキルト縫いが出来るか?
  • ワイドテーブルは必要なのか?
  • フットコントローラーは必要なのか?
  • 本格的な刺繍は必要なのか?

これらを参考に是非ご自分にあった家庭用ミシンを探してくださいね。

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