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生地選びで差がつく!縫いやすい・縫いにくい生地ランキングと使いこなし術

ミシンを買ったけれど、どんな生地を選べばいいかわからない…」
「縫ってみたら思ったより難しくて失敗した!」
こんな経験はありませんか?
生地選びは、ハンドメイドの仕上がりを大きく左右する重要なポイントです。
特に初心者の方は、縫いやすい生地を選ぶことで、失敗を減らし、楽しく作品作りを進めることができます。
逆に、扱いにくい生地を知らずに選んでしまうと、縫いズレやほつれに悩まされることも…。
そこで今回は、「初心者でも簡単に縫える生地ランキングTOP5」と、「扱いにくい生地ランキングTOP5」を発表!それぞれの生地の特徴や、おすすめの縫い方のコツも詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの生地が見つかり、スムーズにハンドメイドを楽しめるようになりますよ♪
さあ、一緒に布選びのコツを学んでいきましょう!
縫いやすい生地ランキングTOP5
1. コットン(ブロード・シーチング)
コットンは初心者に最もおすすめの生地です。ブロードやシーチングと呼ばれるタイプは、適度な厚みとハリがあり、扱いやすいのが特徴です。
縫いやすい理由
- 生地が適度に安定しているため、ズレにくい
- ほつれにくく、切りっぱなしでも扱いやすい
- アイロンがしっかりかかるので、縫い目が整いやすい
おすすめの用途
- エコバッグ
- クッションカバー
- 簡単なスカートやシャツ
縫うときのポイント
- 針は「普通地用(#11)」が最適
- 普通のミシン糸(#60)でOK
- 縫い代をアイロンでしっかり押さえると仕上がりがきれいに
2. リネン(麻)
リネンはナチュラルな風合いが魅力の生地です。適度な厚みとハリがありながら、通気性がよく肌触りも抜群。
初心者にも扱いやすい素材です。
縫いやすい理由
- しっかりした生地でズレにくい
- アイロンが効きやすく、縫い代の処理がしやすい
- 丈夫なので初心者のミスにも強い
おすすめの用途
- エプロン
- バッグ
- シンプルなワンピースやパンツ
縫うときのポイント
- 針は普通地用(#11)または厚地用(#14)
- アイロンをしっかり使って折り目をつけると縫いやすい
- ほつれやすいので、端の処理をジグザグミシンかロックミシンで
3. フランネル
フランネルは、柔らかく温かみのある生地で、秋冬向けのアイテムに最適です。
コットンやウール素材が主流で、初心者でも比較的扱いやすいです。
縫いやすい理由
- 適度な厚みがあり、生地がズレにくい
- 伸縮性が少なく、扱いやすい
- アイロンが効くので縫いやすい
おすすめの用途
- ルームウェア
- ベビーブランケット
- 冬用のクッションカバー
縫うときのポイント
- 針は普通地用(#11)または厚地用(#14)
- 布端のほつれが出やすいので、端ミシンを忘れずに
- アイロンでしっかり押さえながら縫うと、きれいな仕上がりに
4. ダンガリー・デニム(薄手)
デニムは丈夫で扱いやすい生地ですが、初心者には薄手のダンガリーやライトデニムがおすすめです。
縫いやすさとおしゃれな風合いが魅力です。
縫いやすい理由
- 生地にハリがあり、折り目がつきやすい
- 縫いズレが起きにくい
- 丈夫で扱いやすい
おすすめの用途
- デニムスカート
- トートバッグ
- 小物(ポーチなど)
縫うときのポイント
- 針は厚地用(#14)
- 厚みが出る部分はゆっくり縫う
- アイロンをかけながら作業すると、縫いやすくなる
5. フェルト
フェルトはほつれないため、端処理の必要がなく、初心者に最適な生地です。
ミシンだけでなく、手縫いでも簡単に仕上がります。
縫いやすい理由
- ほつれないので端の処理が不要
- 厚みがあり、針が通りやすい
- 縫いズレしにくく、初心者向け
おすすめの用途
- マスコットやぬいぐるみ
- コースター
- 小物入れ
縫うときのポイント
- 手縫いなら「たてまつり縫い」や「ブランケットステッチ」がおすすめ
- 厚みがあるため、ミシンならゆっくり進める
- アイロンを使うときは低温で
扱いにくい生地ランキングTOP5
1. シフォン・ジョーゼット
シフォンやジョーゼットは薄くて軽く、ふんわりした質感が魅力ですが、とにかく滑りやすく、縫いづらいのが難点です。
扱いにくい理由
- 生地が滑ってズレやすい
- ほつれやすく、端処理が必須
- アイロンが効きにくく、折り目がつきにくい
縫うときのポイント
- ミシン糸は「薄地用」や「絹糸」がおすすめ
- 針は「薄地用(#9)」を使用
- 生地の下に紙を敷くと滑りにくくなる
2. サテン
サテンは光沢のある高級感たっぷりの生地ですが、滑りやすく、縫いズレしやすいため上級者向けです。
扱いにくい理由
- 表面がツルツルしているため、縫いズレしやすい
- 縫い目が目立ちやすい
- ほつれやすい
縫うときのポイント
- 針は「薄地用(#9)」を使用
- 生地をしっかり固定するために「まち針」ではなく「クリップ」を活用
- ミシンの押さえ圧を弱める
3. 伸縮性の高いニット・ジャージー
ニット生地は伸縮性があり、着心地が良いですが、ミシンで縫うのが難しいです。
扱いにくい理由
- 縫うと伸びやすく、形が崩れやすい
- 普通のミシン針では対応しにくい
- 布端が丸まりやすい
縫うときのポイント
- 針は「ニット用(ボールポイント針)」を使用
- 伸縮性のある「レジロン糸」を使う
- 「ジグザグ縫い」や「ニット用ステッチ」を活用
4. ベルベット・ベロア
ベルベットやベロアは、ふわふわした高級感のある生地ですが、扱いがとても難しいことで有名です。
生地の表面に起毛があるため、縫っているうちにズレやすく、アイロンがけにも注意が必要です。
扱いにくい理由
- 毛足(起毛)があるため、生地が滑りやすい
- 縫いズレが起こりやすく、ステッチが揃いにくい
- アイロンをかけると毛足が潰れてしまう
縫うときのポイント
- 押さえ圧を弱める
- ミシンの押さえ圧を弱めて、布が滑るのを防ぐ。
- しつけ縫いをしっかりする
- まち針だけでなく、手縫いでしつけを入れてから縫うとズレにくい。
- アイロンは裏側から
- 表面にアイロンをかけると毛並みがつぶれるので、必ず裏側から低温でかける。
- 起毛の向きを確認する
- 裁断する前に、すべてのパーツの毛の流れを揃えると見栄えがよくなる。
- テフロン押さえを使う
- 生地が滑りにくくなり、スムーズに縫える。
おすすめの用途
- 高級感のあるワンピースやジャケット
- ドレスやコスチューム衣装
- クッションカバーやインテリア小物
5. 本革・合皮
本革や合皮は、バッグや小物作りに人気の素材ですが、縫い直しができず、専用の道具が必要になるため、初心者には難易度が高い生地です。
扱いにくい理由
- 針穴が残るため、やり直しができない
- 生地が分厚く、家庭用ミシンでは縫えないこともある
- 滑りやすく、通常のミシン押さえではスムーズに送れない
縫うときのポイント
- 専用の「レザー針」を使う
- 通常の針では革に負けてしまうので、レザー専用のミシン針を使用する。
- テフロン押さえ or ローラー押さえを使う
- 革の表面が滑りやすいため、専用の押さえに変えると縫いやすくなる。
- ミシンの送り目を長く設定する(3.0~4.0mm)
- 送り目が短いと革が引っかかってしまい、綺麗に縫えない。
- クリップで固定(まち針NG!)
- まち針を刺すと穴が残ってしまうので、クリップや仮止めテープを使う。
- 低速でゆっくり縫う
- 縫い直しが難しいため、慎重に作業する。
おすすめの用途
- 革のバッグや財布
- 革のキーケースやブックカバー
- クラフト作品(ベルトや靴)
縫いやすい生地の特徴とおすすめの用途
1. 縫いやすい生地の共通点
初心者でも扱いやすい生地には、以下のような共通点があります。
縫いやすい生地の特徴 | 説明 |
---|---|
適度な厚みがある | 厚すぎず、薄すぎず、針がスムーズに通る |
ほつれにくい | 縫った後の処理が簡単で、端の始末が楽 |
滑りにくい | 縫っている最中に生地がズレにくい |
アイロンが効きやすい | 縫い代を折りやすく、仕上がりがきれいになる |
初心者の方は、まずこの特徴を持つ生地を選ぶと、スムーズに縫製を楽しめます!
2. 初心者向けの簡単な作品例
初心者の方でも簡単に作れるおすすめの作品をご紹介します!
コットンやリネンで作る作品
- エコバッグ(直線縫いだけで完成!)
- クッションカバー(ファスナーなしならさらに簡単!)
- ティッシュケース(プレゼントにもぴったり)
フェルトで作る作品
- ポーチ(手縫いでもOK!)
- コースター(初心者でもサクッと作れる)
- ぬいぐるみ(子供用におすすめ)
最初は、直線縫いだけで完成するシンプルなアイテムから始めると、楽しくミシンに慣れることができます!
まとめ
この記事では、縫いやすい生地と扱いにくい生地をランキング形式でご紹介しました。
縫いやすい生地 TOP5
- コットン(ブロード・シーチング)
- リネン(麻)
- フランネル
- ダンガリー・デニム(薄手)
- フェルト
扱いにくい生地 TOP5
- シフォン・ジョーゼット
- サテン
- 伸縮性の高いニット・ジャージー
- ベルベット・ベロア
- 本革・合皮
初心者の方は、まず「コットン」や「リネン」などの縫いやすい生地から挑戦し、徐々に難しい生地にチャレンジしていくのがオススメです!
ハンドメイドを楽しんで、自分だけの作品を作ってみてくださいね♪